2月14日 「教養セミナー」のまとめレポートの講評を受講生に送付。
その前日辺りから,経済原論演習のまとめレポートの講評作り。
いわゆる研究論文ではないから,教養セミナー同様,公務員試験に適用される採点基準,内容,構成,表現の三面評価を用いた。
迷ったのは,内容についてどこまで踏み込むか,ということ。
論理展開の不備,知識不足にタイ売る指摘は良いとしても,本人の結論に密接に関わる部分については本人が検討するしかない。
その部分まで,「コウセイ,アーセイ」と指摘していたのでは勉強にならない。
そこで,構成面を中心にコメントした。
本人の設定した命題,言い分は尊重しなければならない。
しかし,その命題を導く手続きは改善の余地が大きい。
結局,「全般的に言えば,結論への展開からみて余分なの要素は削るか,補足として別に配置した方が良い,ということです(せっかく調べたしたことを削るのがつらいのは我々が論文を書くときも同じです)」。
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