8月22日は仙台経済学研究会が開かれたが,参加しなかった。
主催された馬渡尚憲先生は既に亡くなられているし,随分前から経済原論系の報告は少なく,経済学史系のの報告が大半を占めるようになっているからだ。
しかし,最も大きな理由は,その馬渡先生追悼論文集向け論文の締め切りが月末に迫っているものの,あまり捗っていないことであった。
他の研究会で報告した内容で,ある未刊行の論文の一部を整序して発表しようと思っていた。
しかし,ほぼ毎日講義が入っていた前期中はあまり進まなかったし,基になる文章があるという意識がその整序を鈍らせていた。
身も蓋もない言い方をすれば,「他人の報告を聞くより先ず自分の論文」というわけで,研究会は欠席することにした。
しかし,年1回しかお会いしない方もいるので,懇親会には飛び入る参加するつもりでいた。
これも身も蓋もない言い方だが,「帳尻合わせ」だ。
ところが,当日も論文の執筆は遅々として進まず,懇親会に顔を出したのは1次会終了間際となった。
そこで,仙台銀座の「んBistor」での2次会ばかりか壱弐参横丁のカラオケスナック「膳」の3次会にも参加することにした。。
自分はカラオケが苦手なので,スナックでは日本酒をチビチビすすっていただけだが,参加者による昭和歌謡,と言っても舟木一夫等は十分楽しめた。また,こちらに遠慮したのか,たまに歌われる常連さんのカラオケはこちらが恥ずかしくなるほど上手かった。
「もうそろそろ」と声を代えると,「そうだね。そろそろ」という応答が木霊した。
しかし,常連組を残してわれわれが退散したのは2時を回っていた。
翌日も原稿を推敲した。
しかし,チビチビと言っても,2次会の21時から5時間もアルコールを舐めていたので,翌日は大して進まなかった。
帳尻は合わなかったのである。
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