前期に授業を固めているために,学期中は講義の準備とその後処理(レスポンスカードの採点,Webclassへの得点アップロード,質問への回答づくり)で追われていた。
特に7月最終週は,まとめと試験を兼ねているので,レスポンスカードの処理と,答案の処理,つまり答案を学生番号順に並べ替え,提出者と不提出者,受験者と欠席者を確定し,Excelシートに入力する作業に追われた。
そして,その週と今週は,採点と単位評価を一科目ずつこなしている。
後残っているのは,地域社会論の期末レポートの採点と単位評価くらいだが,レポートが230枚近くある。
これをSGCIME研究合宿(於;八王子セミナーハウス)に旅立つ前日までに終えたい。
ところで,8月4日の日経文化欄に「漱石の新婚旅行たどる」。
旧制五高教師が1896年夏休みに新婚旅行で立ち寄ったのは,正岡子規に寄せた俳句より,博多公園,箱崎八幡,香椎宮,天拝山,太宰府天神,観世音寺,都府楼,二日市温泉,梅林寺,船後屋温泉。
いくつかは学生時代の思い出の地だが,筆者,元福岡の高校教師小宮洋によれば,日清戦争後の,ナショナリズム昂揚を反映。
従軍記者を務めた子規と言い,人はみな時代の子。
しかし,旅行後,温泉宿の汚さ(と俳句三昧の漱石)に不満を持って寝込んだ鏡子を漱石が看病するあたりは今の夫婦と変らない。
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