2015年4月1日水曜日

近いが,長い

3月28-30日 SGCIME研究合宿(於;八王子セミナーハウス)では様々な知見を得た。
合評に付された佐藤滋・古市将人『租税抵抗の財政学』(岩波書店,2014)と沖公祐『余剰の政治経済学』(日本経済評論社,2012年)は事前にノートを取ったことで勉強になったが,
その他の報告でも勉強になった。

ここでその考えを述べるほどまとまっていないが,
普段,論文を書くテーマに関心を絞りがちな自分にとっては,それ以外のテーマについて考える良い機会となった。

しかし,問題はその後。

30日正午過ぎに解散となって,我先にと,所定のゴミ箱に投棄するゴミ袋を2つ抱えて教室を出,野猿峠のバス停に駆け込むとすぐに北野駅バスが到着。
しかし,北野駅から京王線,JR中央線,山手線と乗り継いで上野駅に出るまでに計1時間半近く掛かった。
新幹線の所要時間とほぼ同じだ。

実際は,目的地に早く着くはやぶさ号待ちが40分近くあり,また到着後,駅内の郵便局で用を済ませたりしたので,帰宅は16時半を過ぎた,つまり移動時間は4時間を超えたが,
純粋にバス,電車に乗っていた時間の半分以上は東京都内の移動だった。

東京は近くなったが,長かった。

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