2015年4月8日水曜日

開花は来週か

今月になってブログを更新し忘れていたが,その間,今年度の講義の準備に没頭していた。

講義自体は13日(月)の週から始まるし,その週も週2回授業以外はガイダンス,科目の紹介だけで終わる。
また講義方法を少し変えようとしているが,メニュー,毎回の題目・テーマは大部分前年度を踏襲している。
ただ,基盤教育「市場と人間と考える」に関しては,
冒頭3,4回を経済原論のさわりとして,資本形式,剰余価値の形成,資本蓄積を解説していた部分をより一般的な経済学概論として,
市場経済や日本経済の歴史に置き換えることにした。

それらは経済原論の中で部分的に解説していたものの,1回分の講義とするには厖大な準備を要する。

そこで自分も参加している研究集団SGCIMEで編集した『現代経済の解読 増補新版』(御茶の水書房,2013年)の一部を講義で解説することにした。

補章の「資本主義の歴史的展開」(吉村信之信州大学准教授)と第5章「日本経済の歩み」(栗田康之元上武大学教授)である。

基本的にテキストに沿うかたちで要約し,他の本からデータ,図表等を補充する作業を行なっていたのである。

それさえ未だ終わっていないが,その後には来週のガイダンス資料を作らなければならない。

山形で一部でも花が咲くのは来週だろうか。



仙台では4月3日に開花宣言。「平年より8日早い。観測史上2番目の早さ」。

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