4月22日 羽生弓弦選手の,オリンピック2連覇祝賀パレードを見学した後,楽天生命パーク球場で行なわれていた対オリックス戦に直行。
球場に着いた4回表までは,0対0で拮抗していたが,
先発,池田投手が5回に2失点を喫して降板すると,その後の中継ぎ陣も打たれ,終わってみれば,0対8の一方的試合。
敗因の第1は,未だ2失点の先発投手を5回で降板させたことにと思っているが,
全5安打で無失点の打撃陣も問題だ。
また最下位自体は実力通りかも知れないが,
勝率3割ちょうどは球場に足を向ける気力が失せる。
せめて4割は欲しいところだ。
2018年4月25日水曜日
黄色い声援にはにかむ
先週のゼミ
4月21日のゼミ,経済原論演習は,テキスト『財政危機と社会保障』第1章,T君の報告。
テキストでは,一般歳出のうち社会保障予算が肥大化していることについて,社会保障そのものではなく,名目も社会保障「関係費」であるように,社会保障そのものというより,基礎年金への国家負担のように保険料負担を引き下げるために(「料金ダンピング」)特別会計の社会保障給付費に注ぎ込まれており,保険に税金を支出していること,低所得者に限定せず,注ぎ込んでいることを批判している。
これはレトリックではないか。
・社会保障予算には,生活保護など社会保険以外もある
・社会保険を自己負担の民間保険と同列においている
しかし,公的年金では,被用者保険の,基礎年金保険料と厚生年金保険料を分けて徴収していない。報酬比例で決まる
(公的医療保険も)基礎年金だけの国民年金は定額。(公的医療保険は,被用者保険の場合,保険料は家族人員数で変わらないが,国保は,人員数も影響)
被用者保険では,保険料を事業主にも半分負担させている。
被用者保険の専業主婦(夫)は保険料が徴収されていない(第3号被保険者)
そもそも社会保険は,条件に合致すれば,強制加入であり,保険の種類も選べない。
・低所得限定ではないのは,上の保険料設定の仕組みが大きく関わっている。
年金では,基礎年金に限定した保険料徴収は国民年金であるが,その加入者の6割超は無職及び厚生年金に加入できない短時間パートタイム労働者である。
他方,ゼミ生からは,人口減少時代には,少子化対策にこそ税金を注ぐべきなのに,高齢者向けが大きいのは納得ゆかない,と。
国際的にみれば,社会保障予算に占める家族手当の比率が日本は低い。
高齢者に傾斜している社会保障費を「全世代型にする」という昨年暮れ総選挙での政権の公約は,その限りではもっともである。
他方で,高齢者=定年後定期収入のなくなった者の生活の支援が必要であることに変わりはない。
最低限必要な生活水準を想定したうえで,保険料と国庫負担の比率を検討すべきであろう。
テキストでは,一般歳出のうち社会保障予算が肥大化していることについて,社会保障そのものではなく,名目も社会保障「関係費」であるように,社会保障そのものというより,基礎年金への国家負担のように保険料負担を引き下げるために(「料金ダンピング」)特別会計の社会保障給付費に注ぎ込まれており,保険に税金を支出していること,低所得者に限定せず,注ぎ込んでいることを批判している。
これはレトリックではないか。
・社会保障予算には,生活保護など社会保険以外もある
・社会保険を自己負担の民間保険と同列においている
しかし,公的年金では,被用者保険の,基礎年金保険料と厚生年金保険料を分けて徴収していない。報酬比例で決まる
(公的医療保険も)基礎年金だけの国民年金は定額。(公的医療保険は,被用者保険の場合,保険料は家族人員数で変わらないが,国保は,人員数も影響)
被用者保険では,保険料を事業主にも半分負担させている。
被用者保険の専業主婦(夫)は保険料が徴収されていない(第3号被保険者)
そもそも社会保険は,条件に合致すれば,強制加入であり,保険の種類も選べない。
・低所得限定ではないのは,上の保険料設定の仕組みが大きく関わっている。
年金では,基礎年金に限定した保険料徴収は国民年金であるが,その加入者の6割超は無職及び厚生年金に加入できない短時間パートタイム労働者である。
他方,ゼミ生からは,人口減少時代には,少子化対策にこそ税金を注ぐべきなのに,高齢者向けが大きいのは納得ゆかない,と。
国際的にみれば,社会保障予算に占める家族手当の比率が日本は低い。
高齢者に傾斜している社会保障費を「全世代型にする」という昨年暮れ総選挙での政権の公約は,その限りではもっともである。
他方で,高齢者=定年後定期収入のなくなった者の生活の支援が必要であることに変わりはない。
最低限必要な生活水準を想定したうえで,保険料と国庫負担の比率を検討すべきであろう。
2018年4月17日火曜日
2018年4月16日月曜日
ゼミのテキスト
経済原論演習では,ゼミのテキストを「ゼミ生と相談して決める」としている。
テーマを「現代の資本主義」に広げ,原論原論した研究書は扱っていないこと
何より報告する学生自身が関心を抱いていること
が肝心だからだ。
ただ,本の表紙に付いている紹介文「腰巻き」だけで判断せず,本文にざぁっーとは目を通してうえで推薦することを求めている。
論述が専門的あるいは細かすぎて,推薦した学生自身が要約に苦心したという経験を踏まえてのことだ。
今回は,こちらから,4月5日のアドバイザー懇談会(前学期の成績表配付の機会)のうちに,伊藤誠先生のベーシック・インカムに関する紹介記事や論文,あるいは書籍『入門 資本主義経済』(平凡社新書),橋本健二『新・日本の階級社会』(講談社現代新書),みわよしこ『生活保護リアル』(日本評論社)を挙げていた。
4月13日 初回の演習で学生が挙げた書籍,計6冊はみな社会保障関連だった。
推薦する学生に書籍一つ一つを紹介して貰ったうえで,書籍を廻して,中身を見てもらい,最終的にテキストを決めることができた。
鈴木亘『財政危機と社会保障』(講談社現代新書)
しばしば時事問題についてのコメントが新聞に載っているので,著者の主張はある程度予想でき,必ずしも賛同しないが,何よりゼミ生自身が関心をもってくれた。
ゼミのテキストはあくまで題材で,
その要約や検討が勉強になるし,関連して他の文献や情報を種々調べることもまた勉強だ。
今回のテキスト選択の際,前の週,私が推薦した記事,論文,書籍は一顧だにされなかったのは気に掛かるが,テキストが学生主体で決まったことにホッとしている。
テーマを「現代の資本主義」に広げ,原論原論した研究書は扱っていないこと
何より報告する学生自身が関心を抱いていること
が肝心だからだ。
ただ,本の表紙に付いている紹介文「腰巻き」だけで判断せず,本文にざぁっーとは目を通してうえで推薦することを求めている。
論述が専門的あるいは細かすぎて,推薦した学生自身が要約に苦心したという経験を踏まえてのことだ。
今回は,こちらから,4月5日のアドバイザー懇談会(前学期の成績表配付の機会)のうちに,伊藤誠先生のベーシック・インカムに関する紹介記事や論文,あるいは書籍『入門 資本主義経済』(平凡社新書),橋本健二『新・日本の階級社会』(講談社現代新書),みわよしこ『生活保護リアル』(日本評論社)を挙げていた。
4月13日 初回の演習で学生が挙げた書籍,計6冊はみな社会保障関連だった。
推薦する学生に書籍一つ一つを紹介して貰ったうえで,書籍を廻して,中身を見てもらい,最終的にテキストを決めることができた。
鈴木亘『財政危機と社会保障』(講談社現代新書)
しばしば時事問題についてのコメントが新聞に載っているので,著者の主張はある程度予想でき,必ずしも賛同しないが,何よりゼミ生自身が関心をもってくれた。
ゼミのテキストはあくまで題材で,
その要約や検討が勉強になるし,関連して他の文献や情報を種々調べることもまた勉強だ。
今回のテキスト選択の際,前の週,私が推薦した記事,論文,書籍は一顧だにされなかったのは気に掛かるが,テキストが学生主体で決まったことにホッとしている。
遅れましたが,寄贈御礼
もう1週間も経ってしまったが,4月8日,宮城学院女子大学教授で,経済理論学会の幹事も務められている田中史郎先生より御著書を贈って頂いた。
『現代日本の経済と社会-景気、人口、格差、原発』(社会評論社)
これまで発表されてきた論文をまとめたものだ。
副題に示された大きな4つの柱,景気,人口,格差,原発は,先生が広い関心から現代を俯瞰されてようとしている姿勢がが伺える。
その広い視野・関心からは教えられることが多い。
今後とも,精力的に活躍されるだろう,と期待,希望,祈念している。
『現代日本の経済と社会-景気、人口、格差、原発』(社会評論社)
これまで発表されてきた論文をまとめたものだ。
副題に示された大きな4つの柱,景気,人口,格差,原発は,先生が広い関心から現代を俯瞰されてようとしている姿勢がが伺える。
その広い視野・関心からは教えられることが多い。
今後とも,精力的に活躍されるだろう,と期待,希望,祈念している。
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