しばらく更新が滞った。
期末試験が始まったからだ。
まず,26日,1年生向けに履修コース毎に教員が1コマずつ解説する総合講座IIIの試験が行なわれた。自分は試験監督補助としても立ち会った。
翌27日には「市場と組織」。こちらは,第3回まとめシートと称して,課題を明記した答案用紙を予め渡し,当日提出して貰った。さらに,学部共通科目「地域社会論」の期末レポート試験。
28日は東北学院大学「政治経済学」前期の最終講義。
29日朝一番で「経済原論」のまとめて試験。
学期末なので単位評価まで行なうが,少なくとも答案の採点とチェックまでは,単位評価と切り離して集中的に行なう必要がある。
まだ終了したのは1科目だけ。つまり,3科目分債務が累積している。
来週月曜日,8月1日には基盤教育の基幹科目「市場と人間の生活」のまとめと試験,4日は東北学院大学「政治経済学」の期末試験が待っている。
債務完済がいつになるかは判らない。
「地域社会論」の期末レポートを除いて,7日か8日出張に出る前に,採点を済ませたいが,それまでは朝から晩まで採点の日々が続く。
2016年7月22日金曜日
2016年7月18日月曜日
2016年7月16日土曜日
単純に繊細
今週も木曜日は降雨か,と少し気が滅入っていたが,昼には止んで,その後は対照的に快晴。気持ちも晴れた。
ふだんお天気のことは,傘の携帯が必要かどうか,教室のエアコンの温度設定をどうするかくらいしか気にしない質だが
雨が続くと,ちょっとした気候の変化で気持ちにもアップダウンが現れると実感。
がさつな言々でも意外に繊細なのか,むしろ反応が単純なだけなのか。
7月14日 東北学院大学「政治経済学」は非正規雇用・女性編。
7月15日 「経済原論」は現代資本主義の成立。金本位体制の仕組みを説明したうえで,国家の経済過程への積極的介入に伴い,金本位制度から離脱するまでの経緯を解説。「経済原論演習」は情報処理実習室にて前期のまとめレポートの作成。
宮
ふだんお天気のことは,傘の携帯が必要かどうか,教室のエアコンの温度設定をどうするかくらいしか気にしない質だが
雨が続くと,ちょっとした気候の変化で気持ちにもアップダウンが現れると実感。
がさつな言々でも意外に繊細なのか,むしろ反応が単純なだけなのか。
7月14日 東北学院大学「政治経済学」は非正規雇用・女性編。
7月15日 「経済原論」は現代資本主義の成立。金本位体制の仕組みを説明したうえで,国家の経済過程への積極的介入に伴い,金本位制度から離脱するまでの経緯を解説。「経済原論演習」は情報処理実習室にて前期のまとめレポートの作成。
宮
2016年7月14日木曜日
2016年7月11日月曜日
お勉強は難しい
7月8日 「経済原論」は第17章金融の変化,ドイツ型金融資本。「経済原論演習」は『貧困世代』最終章。残り2週間は,ゼミの時間内でまとめレポートを作成することに。
7月9日 午前中,近くのドトール。午後は宮城学院女子大学にて「三大学合同ゼミ」。
もう第30回。
しかし,今回のテーマ「経済学とはないか」は難しい。
ラウンド毎の議論のお題も「私にとっての経済学」「古典派,マルクス派,新古典派,ケインズは,各派によるアベノミクス評価」,って。
主催校学生が各学派の経済への見方を紹介してくれたとは言え,各テーブルで議論は深まったか。。。。
最後に教師講評。
若くはないがトップバッターはいつも自分で,
主催校の努力を労うと同時に,
お勉強スタイルは難しく,むしろ直截にアベノミクスをどう考えるか,を例えば3つの矢それぞれについて議論した方が良かったのではないかと,
当日の朝日新聞朝刊に載っていた,英エコノミスト誌全東京支局長による「私の視点,アベノミクス 第3の矢 規制破れず」を題材に新古典派による典型的なアベノミクス評価を紹介した。
7月9日 午前中,近くのドトール。午後は宮城学院女子大学にて「三大学合同ゼミ」。
もう第30回。
しかし,今回のテーマ「経済学とはないか」は難しい。
ラウンド毎の議論のお題も「私にとっての経済学」「古典派,マルクス派,新古典派,ケインズは,各派によるアベノミクス評価」,って。
主催校学生が各学派の経済への見方を紹介してくれたとは言え,各テーブルで議論は深まったか。。。。
最後に教師講評。
若くはないがトップバッターはいつも自分で,
主催校の努力を労うと同時に,
お勉強スタイルは難しく,むしろ直截にアベノミクスをどう考えるか,を例えば3つの矢それぞれについて議論した方が良かったのではないかと,
当日の朝日新聞朝刊に載っていた,英エコノミスト誌全東京支局長による「私の視点,アベノミクス 第3の矢 規制破れず」を題材に新古典派による典型的なアベノミクス評価を紹介した。
2016年7月7日木曜日
2016年7月4日月曜日
究極の敗因
7月3日 1ヶ月半ぶりに球場に駆けつけた。
ただでさえ打線が非力なのに,5月には投手陣,特に中継ぎが不調で先制してもリードを守り切れないという展開が続き,足が遠のいた。
ふだん生で観戦できないセ・リーグのチームとの試合,交流戦を1試合も観戦しなかったのは,球場に通うようになって初めてのことではないか。
ともかく到着しても1回表を無得点で切り抜け,その裏には早々と得点,しかも3点までは良かった。その後はさしたる好機もつくれない淡泊な攻め。その内,先発投手が責任回数5回になると独り相撲でリードをはき出した。
球場は曇天の中,途中パラパラ。
打線が湿りがちのはずだ。
終盤は晴れ上がり,むしろ蒸すほどの暑さになったが,その熱さはどうやら敵チームのものだった。
ジムに予約を入れていたので,8回終了時点で球場を後にしたが,チャリで10分少々,ジムのロビーでは試合のリプレイが流れていた。
後ろの投手に不安があるチームなので,8回までにリードを保てなかった時点で負けを覚悟していた。
しかし,究極の敗因は初球3得点だけで終わった打線に思えてならない。
初球から思い切り振る,といえば聞こえは良いが,
逆に言うと,相手リードを考えもせず,ということにもなる。
打者一人ひとりが「なんとかする」ではなく,打線としての投手打ち崩しがあってしかるべきだろう。
2016年7月3日日曜日
準備作業
前期は毎日授業がある。
授業の準備と後処理で1週間を終えることを繰り返してきた。
いよいよ今月末から来月初めに掛けて期末試験が次々と行なわれる。
例年,1日中,採点ばかりを数日続け,その後に単位評価デマたまる1日,2日を費やしている。
1か月後に迫ってきた年中行事を思い浮かべると,興奮とまではいわないが,緊張してきた。
スケジュール表を眺めながら,8月8日からの研究合宿までにすべてを終えられるか,シミュレートしてみる。難しいかも知れない。今年,久しぶりに担当した東北学院大学の講義科目は履修登録者が300名を超える。その場合,合宿前に採点を済ます科目と,その後に採点する科目を分ける必要がある。採点方針にずれが生じて困るので,採点途中での中断は避けなければならない。
次に,試験問題をしっかり設計する必要がある。
採点しやすさ,採点基準の,明快さも必要だが,他方で得点にバラツキが生じるよう設題を工夫する必要がある。得点の分布が,高い方であれ,低い方であれ,集中してしまうと,試験の意味が薄れる。学生による理解や努力の違いが反映する方が望ましい。しかし,言うは易しで,なかなか李聡通りには行かない。しかし,十分時間を掛けて設問を練る必要がある。
そう考えると,時間的余裕が必要だ。
先週半ばからこの週末に掛けて,残り3週間分の講義資料を一気に仕上げ,履修者限定のネットにPDFをアップロードしたのは,そのためだ。
授業の準備と後処理で1週間を終えることを繰り返してきた。
いよいよ今月末から来月初めに掛けて期末試験が次々と行なわれる。
例年,1日中,採点ばかりを数日続け,その後に単位評価デマたまる1日,2日を費やしている。
1か月後に迫ってきた年中行事を思い浮かべると,興奮とまではいわないが,緊張してきた。
スケジュール表を眺めながら,8月8日からの研究合宿までにすべてを終えられるか,シミュレートしてみる。難しいかも知れない。今年,久しぶりに担当した東北学院大学の講義科目は履修登録者が300名を超える。その場合,合宿前に採点を済ます科目と,その後に採点する科目を分ける必要がある。採点方針にずれが生じて困るので,採点途中での中断は避けなければならない。
次に,試験問題をしっかり設計する必要がある。
採点しやすさ,採点基準の,明快さも必要だが,他方で得点にバラツキが生じるよう設題を工夫する必要がある。得点の分布が,高い方であれ,低い方であれ,集中してしまうと,試験の意味が薄れる。学生による理解や努力の違いが反映する方が望ましい。しかし,言うは易しで,なかなか李聡通りには行かない。しかし,十分時間を掛けて設問を練る必要がある。
そう考えると,時間的余裕が必要だ。
先週半ばからこの週末に掛けて,残り3週間分の講義資料を一気に仕上げ,履修者限定のネットにPDFをアップロードしたのは,そのためだ。
後日
7月1日 経済原論はテキスト第16章景気循環。第12章の資本蓄積論を第13-15章の市場機構論(生産価格,商業信用,商業資本等)を踏まえて,再構築するような内容だ。
第12章が位置する生産論は,専ら資本・賃労働関係が主題となる。
新しく価値(v+m)を生み出し,資本・賃労働関係でどのように分配されるかという話だ。
他方,第15章の位置する分配論は,個別資本が利潤率の増資を目指しながら相互に競争を繰り広げる,その過程で市場機構が整備され,結果として利潤率の均等化が進むという話だ。
「次元の相違」は以前から指摘されている。
しかし,2つの話を統合する際にその相違が十分意識されてきたか,疑問に思えた。
残念ながらその疑問を文章にする,論文にするにはまだ時間を要する。
後日を期したい。
第12章が位置する生産論は,専ら資本・賃労働関係が主題となる。
新しく価値(v+m)を生み出し,資本・賃労働関係でどのように分配されるかという話だ。
他方,第15章の位置する分配論は,個別資本が利潤率の増資を目指しながら相互に競争を繰り広げる,その過程で市場機構が整備され,結果として利潤率の均等化が進むという話だ。
「次元の相違」は以前から指摘されている。
しかし,2つの話を統合する際にその相違が十分意識されてきたか,疑問に思えた。
残念ながらその疑問を文章にする,論文にするにはまだ時間を要する。
後日を期したい。
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