春休みには公務員対策セミナーがある。
公務員試験の教科勉強は業者に委ね,教員は論作文,集団討論の指導に当たる。
論作文担当の場合,2年前までは,時事解説1回と,論作文演習2回が割当たっていたので,演習では1回目に論作文テストの実施,2回目にその答案をもとにした指導に当てていた。
指導といっても,答案の1,2枚をとりあげ学生自身に相互批評させるものだ。
しかし,種々の理由で,時事解説の講義は廃止され,論作文の試験も統一問題による一斉試験に切り替わった。そのため,学生を相手にするのは論作文演習1回のみとなった。
そこで,テーマ解説はスライド配付資料の文字通り配付に限定し,相互批評もこちらが示す採点基準に基づいて採点して貰っていた。
相互批評は以前から行なっていたものの,1回限りとなったので,資料としては量を絞り基準を明確にさせるにした。
学生による相互批評は,採点基準を明確にしているため,学生間の評価のバラツキは小さい。
そのため,教師による批評よりも学生にアピールしているようだ。
先月29日に実施された統一試験による学生の答案を1日に受け取り,
読み返してはこちらの講評,採点基準の編集,テーマ解説配付資料を作成し,
4日(金)午前中に完成させた。
9日(火)の論作文演習で学生がどのような批評,採点を行なうのか楽しみである。
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