2013年8月1日木曜日

アベノミクスの現在

今朝の日経「5大銀,最終益56%増(4-6月期)」。大きな要因は株価の回復。しかし,本業のもうけは12%減。「これまで収益を押し上げていた国債売買益が75%減ったことが響いた」。「国債売却で得た資金は日銀に預ける当座預金に滞留しているもよう」6月末の貸出残高は「微増」。


売買益が減ったのも,国債残高を減らしたから。

「三井住友銀行は日銀が大規模緩和を始める前から国債売却に動き、保有国債は3カ月で半減した」
「6月末の5大銀の国債保有残高は約87兆円と3月末から約23兆円減った」。
これは国債大量発行による国債暴落を見越しているからではないか!



  • 大胆な金融緩和による株価上昇,株式売却益増加
  • 国債の(先行)大量売却による国債売却益激減
  • 売却益の当座預金対流
  • 貸出微増


これらは
アベノミスクの大胆な金融緩和が「円安誘導による株価上昇」に止まっていることの証左であろう。

0 件のコメント:

コメントを投稿