2023年8月4日金曜日

平日上京

 8月3日(木) オープンキャンパスの人垣掻き分けて12号館4階経済学部共同研究室へ。


14時より立教大学池袋キャンパスにて経済理論学会問題別分科会「現代の労働・貧困問題」主催の「現代日本の階級構造と貧困」テーマの研究会,。

 報告は2件。 


「現代日本における階級構造の変貌とアンダークラスの形成」 橋本健二(早稲田大学)
「労働力窮迫販売の日常化 ── 失業給付の制度圧縮と不安定雇用増大の相乗作用」 後藤道夫(都留文科大学名誉教授)

 橋本先生の『新・日本の階級社会』や後藤先生の『ワーキングプア』はゼミでテキストとして取り上げたり,ゼミ生が卒論のタネ本に選んだりして,一時集中して読み,ノートも取っていたので私費出張。

 橋本報告には,アンダークラスの前後について質問してみた。
1)われわれの教え子,男性事務職+課長以上の女子事務職が属する新中産階級は当然のこととして,課長未満の女性事務職及び男女正規技能職が属する労働者階級は貧困率も低く「貧困とはほとんど無縁」と2018年の経済理論学会共通論題報告では仰っているが(学会誌『季刊 経済理論』56-1,2019,p18),彼らの労働問題はどこにあるか?
2)非正労働者2千万人超に対しアンダークラスは900万人台とされている。差分の主婦パートは独立の階級なのか,それとも稼ぎ手の夫と同じ階級に属するのか?

 これに対し,純粋に経済原論的視点から質問されていたのが,今秋の学会報告でも取り上げるO先生だった。敬服!



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