先月末,故馬渡尚憲東北大名誉教授が主催されていた第46回仙台経済学研究会の報告が2枠空いているという連絡を受けたので,「まだ形ができていない」と断りながら手を挙げてみたら,本決まりになった。
8月22日(土)午後,Zoom開催。
「可変資本概念の変質」
可変資本概念が変質,あるいは形骸化し,一方で搾取と収奪との区別が薄れるなど概念的希釈化が進行し,他方で、価値形成労働の生産的労働化(生産費用化)が進んでいるのでは,という問題提起だ。
未だ生煮え状態だが,同研究会は,今やほとんどの参加者が経済学説史専攻の方ばかりであり,搾取概念の生成,発展やマルクスの理論形成については疎いので,学史の方からアドバイス頂ければ,と思っている。
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