10月10日 東北新幹線で那須塩原駅へ。
高校での出張講義のために下車した。高校が準備したマイクロバスで出発を末間古い記憶がよみがえった。
2006年11月初め,文化の日,温泉旅行の仲間とここで合流し,レンタカーを借りて那須高原を観光した。
茶臼岳に登り,硫黄分の強い「鹿の湯」に入った。弁天温泉旅館では食べきれないほどの夕食が出て来た。翌日日光に向かい,東照宮等を見学した。連休とあって日光近くは大渋滞だった。夕方東武線で東京に向かい東京在住の友人を交え会食した。
栃木県立大田原高校は,今春、登山講習中の生徒、教師が雪崩に遭っている。
まずご冥福をお祈りします。
講義は「年金のはなし」。
最初に年金のしくみと課題のみ解説し,生徒に時間を与えて対策を考え,提案してもらう。そのうえで,前期基盤教育で大学生が考えた提案や政府の施策と対照させる。
欲張りだったか,やはり年金制度は細かいうえに,課題,対策と山盛りになってしまったか,高校1,2年生には迂遠なテーマなのか,生徒には戸惑いもあったようだ。
回収したレスポンスカードを見ると,「授業で習った社会保障の世代間格差のことを思い出した」という感想もあれば,「難しかった」との感想もあった。
課題と対策の対象に焦点が移り,本来のテーマ,年金制度の諸課題をもたらしている経済社会の変化の解説が急ぎ足になったことが反省点だ。
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