1か月くらい前,まだペナントレースが終わらないうちに,日本シリーズのチケット先行予約の案内が届いたときは,案内を開封もしなかった。
今シーズン,東北楽天イーグルスは交流戦前までは連敗がほとんどなく,首位を独走していた。
しかし,その前後から茂木,ペゲーロなど主力打者が故障リタイアすると,成績は急降下。
最終的には3位でAクラスに留まり,プレーオフ「クライマックスシリーズ」への進出権は得たものの,その先の対戦相手,西武,ソフトバックには大きく負け越していた。日本シリーズ進出など「万に一つ」もないことのように思われた
ところが,クライマックスシリーズ1stステージ,2位チーム西武に2勝1敗と勝ち越すと,2ndステージでもソフトバンクに2連勝。リーグ優勝チームのアドバンテージ1勝を加味すると2勝1敗になった。
しかも, 1stステージで登板した先発三本柱,則本,岸,美馬は2ndステージの初戦,第2戦には登板していない。三本柱を残しての2ndステージ2連勝だから,残り4戦で2勝すれば良い楽天イーグルスの優位は揺るぎないものに思われた。
ようやく案内を開封し,第7戦の予約の抽選を申し込んだ。
ところが,三本柱が先発した第3戦以降,よもやの3連敗。
シーズンフル稼働の三本柱も,リリーフ陣も既に疲労が蓄積しあっけない終幕となった。
抽選の結果は24日10時以降,発表されるとのことだったが,未だに連絡がない。
2017年10月16日月曜日
労働の多型性とそのあり方
先週末,帰りの市内バスでようやく気付いた。
秋本番だ。
女性客はみな秋冬物のコートを羽織っていた。
季節の移ろいにも気付かなかったのは勉学に集中していた,というわけではないが,
先月末紀要原稿を投稿後,直ちに次の論文の構想固めに入った。
元々一本の論文と考えていたのだが,
検討する論者の理論的枠組みが独特,独創的,ユニークなので,
本題の「労働の多型性」 を検討するには
全体の理論的枠組みの学問的位置づけをまず明らかにする必要がある,と考え,
2つの論文に分けることにした。
したがって,本論は次稿なのだ。
テーマは,資本主義における労働の多型性の表し方,論じ方。
労働の多型性はどこに現れるのか。
労働組織という枠組みなのか,一つ一つの労働なのか。
資本主義という社会構成の多様性を念頭に置くと,まとまりをもった前者を想定するのはもっともだが,果たして可能か。
この間,といっても昨年来,あるいはその前から,簡単なノートは何度も作り替えているので,実際に筆を執る前に,論文の構成を練る必要がある。
秋本番だ。
女性客はみな秋冬物のコートを羽織っていた。
季節の移ろいにも気付かなかったのは勉学に集中していた,というわけではないが,
先月末紀要原稿を投稿後,直ちに次の論文の構想固めに入った。
元々一本の論文と考えていたのだが,
検討する論者の理論的枠組みが独特,独創的,ユニークなので,
本題の「労働の多型性」 を検討するには
全体の理論的枠組みの学問的位置づけをまず明らかにする必要がある,と考え,
2つの論文に分けることにした。
したがって,本論は次稿なのだ。
テーマは,資本主義における労働の多型性の表し方,論じ方。
労働の多型性はどこに現れるのか。
労働組織という枠組みなのか,一つ一つの労働なのか。
資本主義という社会構成の多様性を念頭に置くと,まとまりをもった前者を想定するのはもっともだが,果たして可能か。
この間,といっても昨年来,あるいはその前から,簡単なノートは何度も作り替えているので,実際に筆を執る前に,論文の構成を練る必要がある。
2017年10月12日木曜日
旅行の思い出と出張講義
10月10日 東北新幹線で那須塩原駅へ。
高校での出張講義のために下車した。高校が準備したマイクロバスで出発を末間古い記憶がよみがえった。
2006年11月初め,文化の日,温泉旅行の仲間とここで合流し,レンタカーを借りて那須高原を観光した。
茶臼岳に登り,硫黄分の強い「鹿の湯」に入った。弁天温泉旅館では食べきれないほどの夕食が出て来た。翌日日光に向かい,東照宮等を見学した。連休とあって日光近くは大渋滞だった。夕方東武線で東京に向かい東京在住の友人を交え会食した。
栃木県立大田原高校は,今春、登山講習中の生徒、教師が雪崩に遭っている。
まずご冥福をお祈りします。
講義は「年金のはなし」。
最初に年金のしくみと課題のみ解説し,生徒に時間を与えて対策を考え,提案してもらう。そのうえで,前期基盤教育で大学生が考えた提案や政府の施策と対照させる。
欲張りだったか,やはり年金制度は細かいうえに,課題,対策と山盛りになってしまったか,高校1,2年生には迂遠なテーマなのか,生徒には戸惑いもあったようだ。
回収したレスポンスカードを見ると,「授業で習った社会保障の世代間格差のことを思い出した」という感想もあれば,「難しかった」との感想もあった。
課題と対策の対象に焦点が移り,本来のテーマ,年金制度の諸課題をもたらしている経済社会の変化の解説が急ぎ足になったことが反省点だ。
高校での出張講義のために下車した。高校が準備したマイクロバスで出発を末間古い記憶がよみがえった。
2006年11月初め,文化の日,温泉旅行の仲間とここで合流し,レンタカーを借りて那須高原を観光した。
茶臼岳に登り,硫黄分の強い「鹿の湯」に入った。弁天温泉旅館では食べきれないほどの夕食が出て来た。翌日日光に向かい,東照宮等を見学した。連休とあって日光近くは大渋滞だった。夕方東武線で東京に向かい東京在住の友人を交え会食した。
栃木県立大田原高校は,今春、登山講習中の生徒、教師が雪崩に遭っている。
まずご冥福をお祈りします。
講義は「年金のはなし」。
最初に年金のしくみと課題のみ解説し,生徒に時間を与えて対策を考え,提案してもらう。そのうえで,前期基盤教育で大学生が考えた提案や政府の施策と対照させる。
欲張りだったか,やはり年金制度は細かいうえに,課題,対策と山盛りになってしまったか,高校1,2年生には迂遠なテーマなのか,生徒には戸惑いもあったようだ。
回収したレスポンスカードを見ると,「授業で習った社会保障の世代間格差のことを思い出した」という感想もあれば,「難しかった」との感想もあった。
課題と対策の対象に焦点が移り,本来のテーマ,年金制度の諸課題をもたらしている経済社会の変化の解説が急ぎ足になったことが反省点だ。
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