2017年8月27日日曜日

埋没

 ノート,構想スライドばかり作り替えて要約筆を執ったのが20日前後。
 1週間もしないうちに頓挫した。

 なかなか書き出しにくい。
 そこで論者の論述に即して論を進めることにした。
 論者の主張を引用を示し,要約してみせ,そしてコメント。
 引用・要約がベースだから書きやすい。

 これでは結論がぼやける。
 論説へのコメントでも結論,こちらの見方・考え方は打ち出せる。
 しかし,筋立ては自分のものではないから結論までが遠い,またこちらの打ち出したい見解が論者の見解,枠組みに引き寄せられかねない。
 読み返してみても,話が長いだけで遡及力は弱い。
 
 こちらの論旨が埋没しては執筆する意味がない。
 こちら本意の筋立て,生産過程論の埋没を主題にすることにした。
 
 10日もしないうちに構成を変えることになったのは見通しが甘かったのが最大の原因だ。しかし,経験からいえば,一旦書いたものを廃棄しない限り,自身の納得するものを作ることはできない。今回もその点を期待したい。

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