話は前後して,8月19日午後から研究会に参加。
故馬渡尚憲東北大学名誉教授が主催されていた仙台経済学研究会第34回大会。
こちらは自分の論文がままならないため,懇親会だけ参加するつもりだったが,耳学問のため小雨の中,徒歩で川内キャンパスへ。
午後は家事労働や19世紀イギリスの女性経済学者等,少しテーマが近い。
ただ,熱心な研究報告だったものの,それぞれ論点が多く,自分には直ぐには呑み込めなかった。勉強不足を反省。
終了後,地下鉄を利用して仙台駅まで移動し,駅前の居酒屋で懇親会。
先生の娘さんお二人が昨年に続き参加してくださり,往事のお話をいろいろ聞くことができた。
弟子の研究指導が厳しかったということは以前から聞いていたが,ご家庭での師弟教育も...(以下割愛)。
直弟子でもなく,年1回の研究会に参加させていただいた居候の身だったため,直接親しくお話ししたことはなかったが,先生の私生活面を少し伺うことができた。
しかし,先生の印象はいまも変わらず,ご自身の学問研究と後継者育成に専念された方だった。
それらの点は,自分には重要だとわかっていてもなかなか引き継げないでいる。
どこまで実現できているかは人によるだろうが,引き継ごうという意思はお弟子さんみな共有されているのではないだろうか。
羨ましい限りだ。
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