4日日曜日,久しぶりに球場に駆けつけたのは,7日締切りの学会報告原稿に目処が付いたからだ,というのは前に述べた。
しかし,もう1つ理由がある。
一応文章として最後まで書き上げた原稿の推敲を繰り返していると,だんだん飽きてくる。気分転換が必要だったのだ。
報告は,自著のまとめのようなものだから,一通り書き上げるのに時間は掛からない。
特に報告時間が30分とあっては,議論の細部には入れない。
また,6月中旬の地方部会,8月上旬の合宿と既に2回報告している。
さらっと仕上げた文章は,読み返すと繋がらないところが出てくるし,構成も見直しの必要を感じたりする。
しかし,推敲を毎日,場合によっては日に2,3回,朱を入れては書き直し,打ち出してまた朱を入れるを繰り返していると,そのうち気になる箇所が減ってゆく,そうすると見直し,推敲自体に飽きが来る。
しかし,推敲は重ねるしかない。
問題点は,研究発表への質問という形で他者から気付かされることもあるが,たとえその場合でも,疑問点を自分のなかで捉え返すという作業を通さないと次の文章,論文に繋がらない。
と格好付けてしまったが,締切り当日には読み直しも大急ぎとなり,夕方には学会事務局に投稿することになった。
9月6日 定例学部教育委員会。
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