今年のお盆休み。
前半は合宿を挟んで残っていたレポート読み。
その後も秋の学会報告の構想。
16日1日だけ空いたので,岩波新書<シリーズ日本中世史>の第1,2巻。
近所のドトールコーヒーで,というのは変わらず。
しかし,難しかった。
やはり近代以前は,政治が中心というか,経済が政治と未分化で,その裏に隠れているせいか。
対外交易は描かれているが,荘園内経済の方は政治と一体化しているせいか,領土争い,あるいは相続等の訴訟レベルでしか表に出てこない,描かれていないように思う。
また,平安時代末期から「家」が形成されるようになったとされているが,
近代的な家庭,家族を普遍的なものとして意識してしまいがちなため,
古代や近代とどのように異なっているのか,直ちにはイメージできない。
やはり安直に知識を求めず,基礎から勉強する必要がありそうだ。
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