前にも述べたが,
2月末,一仕事区切りを付けてから,それまで読んでいなかった論文や熱心には読んでいなかった論文に目を通してきた。
特にこの2週間くらいは,ある論者の論文,概説書を読み返してはノートを作り替えてきた。
一読して強い違和感,自分の考えと箱となるなと感想を抱いた。
しかし,その理論構成のどこが問題か,を文章にするのは難しい。
まず高度に抽象的な文章は難解で言っている意味内容を追うのも問題意識を探るのも大変だ。
繰り返し読んだり,関連する他の著作を読んで,ようやく意味内容や問題意識を理解したとしても
その理論的問題点を整理するのにも時間が掛かる。
ノートを作っては読み直し,朱を入れる必要がある。
さらに現実的含意,現代資本主義への適用についても検討する必要がある。
一定の現実適用を念頭に理論構築されているから,たとえ著者の理論構成が問題として,では自分ではどのように現実への適応を考えているか明確にする必要がある。
2,3週間掛けてようやく前半に目処を付け,論者の理論構成を把握したと思える段階に達した。
しかし,来週は教授会,卒業祝賀会,春合宿が,来月早々には新入生オリエンテーションが予定されているなど
自分の関心だけを追っていた束の間のわがままな時間がもう終わろうとしている。
うかうかしてはいられないわけである。
3月17日 降雨予想のため自宅および近所のドトールコーヒーでノート。
3月18日 早朝外出。スタバ籠りで夕方には帰宅。
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