日中,親しくして頂いているT先生からメールが届いた。
先日の..。
さて、いよいよ「フリーの身」になられたとのこと、如何ですか?
まだ、残務があろうかと思いますが、時間がとれるようになったら仙台で細やかな研究会などはどうでしょうか。
急ぎませんので、お考えください。
こちらも、この4月からは「非常勤」も終わり、残すは「生涯学習」のみになりました。
早速以下のように返信した。
来週金曜日からY大で「経済原論1/2」が,再来週火曜日からT大で「資本主義経済理論1/2」の講義が始まります。
それ以外の曜日は自宅にいる予定です。
但し,近所のカフェが閉鎖されたため,週1,2回,市街地のカフェに転戦する予定です(WiFiが早い,何より安定しているカフェが好きなのです)。
また,夕方から近所ののスポーツジムに通っています。
研究会とのことですが,最近の関心は,純原論分野の他は,貧困の所在,あり方に向いています。
橋本さんのアンダークラス論に見られるように,非正規雇用というだけでは貧困はありません(格差は問題ですが)。
しかし,ひとり親の子どもの貧困率は50%を超え深刻です。
その原因は何か,働き方なのか,社会保障制度の問題なのか,関心があります。
少し補足が必要だろう。
橋本氏によれば,非正規雇用は,生産手段との係わりで言えば,労働者階級に属するが,その賃金では自身の生活を維持できないという意味でアンダークラスという別の階級に位置付けられる。但し,非正規雇用2千万人超の内,パート主婦は世帯としては生活できるからと除外されている。
したがって,パート主婦以外の非正規雇用はみなアンダークラス,貧困と位置付けることもできる。
しかし,アンダークラスの内実は様々で,高齢者は年金受給可能性も高く。(相対的)貧困率も他に比べて低くなく,生活満足度も低くはない。59歳以下の男性は貧困率も高いし,生活満足度低いが,より深刻なのは59歳以下の女性非正規雇用で,貧困率も40%台に跳ね上がる。またそのうち4割がシングルマザーであり,橋本氏の統計では50%目前である。
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