6月下旬に実施するまとめシート,最初に作ったのはまとめシート1と同じ穴埋め式。
説明文はこちらで記して,所々に空欄を設け,適した語句,用語を回答してもらう形式だ。
しかし,大学の試験で穴埋め式ばかりというのは憚られる。当該科目では期末のまとめシート3はより簡潔なまとめにする予定だからなおさらだ。。
やはり論述式を実施したい。
しかし,私学の講義などは受講生の数が多く,過去の経験では採点に1週間かそれ以上掛かる。
論じ方は学生それぞれであり,予め採点基準を細かく設定していても,判断に迷う,判断がズレるため,そのたびに答案を一人目から読み直さざるを得ない。
そこで,予めこちらで論点を示し,論点毎に答えてもらう小分け方式で今朝作題してみた。
問われている内容が明確なので,回答の範囲も限定され,人数が多くても一気に採点できそうだ。
しかし,これは見方を変えれば,毎回の択一試験と同様に,何を回答すべきか考える作業を奪うやり方だ。論述式というより単なる記述式であり高校のテストみたいだ。
学んだことを設問に合せて独自にまとめのが大学の勉強というものであろう。
もう1つ,予め論点を提示しない記述式問題も作ってみた。
単純に何々について「論じなさい」というオーソドックスな論述式だ。
これはこれで,履修生数を考えると,採点作業が膨大になるという冒頭の戸惑いが頭をもたげる。
引き続き試作中,思案中である。
0 件のコメント:
コメントを投稿