2021年6月7日月曜日

思案中

 6月下旬から忙しくなるので今のうちに講義準備を終えておこう,
と平日も週末も講義資料の作成に勤しんでいたら,2,3日のうちに目が霞んできた。
 講義資料作成と言っても,基本は前年度版をベースにしている。
 しかし,データの更新の他にも説明の仕方,文章そのものに手を加える。
そのためただでさえ落ちている視力がさらに落ちた感じ。

 それでも2つの科目については講義資料を作り終えた。
 但し,学生に調べてもらってその回答を反映させる回が2,3あり,その分は編集を保留している。
 また,テストの出題形式も思案中。
 ほぼすべての科目で,毎回,択一式の復習問題,クイズ?を出して3点ずつ配点しているほか,計2,3回のまとめシートを提出して貰い,期末試験に代えている。
 このまとめシート,初回はこちらが説明を記述して,空欄を補充してもらう「穴埋め式」の出題だが,大学の試験で択一式や空欄補充ばかりで評価するのは憚られる。
 しかし,完全な論述式にも様々支障がある。
 受講生が多いクラスでは,採点に多大の労力と時間を要する論述式の出題は躊躇われる。
 他方で,教室で試験を実施できない,不正対策に限界のあるオンライン授業では得点が大きく論述式出題が適切か,という点も悩みである。
論述式の場合,学生の回答,したがってが大きく分れる。
少数の優れた答案と準備不足ないし出題の意図を全く読み違えた答案があり,その中間に論点を一部書いた答案,説明不足の答案など様々ある

 空欄補充と短い記述式をミックスさせたまとめシート2の結果を確認してから,まとめシート3の出題形式を検討しようと試案を思案中なのである。

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