2016年10月23日日曜日

暖かく再び寒く

(講義の授業は限られているとは言え,平日は授業準備と会議で忙殺され,更新が途絶えた)
 10月16日 学会2日目。日曜日は大学生協が休みなので,昼休み,弁当求めてJR駅横のコンビニまで往復。木曜日まで冷えkんで居たが,週末は暖かいのどかな転向だった。18時台始めの新幹線で帰る。
 10月18日 職組支部昼食会。財政的理由により弁当代実費^^;。大学院ゼミ,DTP拡大運営委。
 10月19日 臨時教育委員会。教授会。
 10月20日 宮城学院女子大学「経済社会特論」は名ばかり管理職,東北学院大学「政治経済学」は査定。
10月21日 「経済原論演習」は学生が選んだ新テキスト開始。
 前の週の冷え込みが緩んで,むしろ暖かくなったと思っていたが,帰りのバスで,再び冷え込んでいることにようやく気付いた。









2016年10月17日月曜日

産むが易し


 10月15日 朝一番で経済理論学会第64回大会の分科会報告。
 報告要旨と本文は1ヶ月前に提出していたが,準備万端というわけではなかった。

 この間,関連はするが別のことを調べていたこともあるし,
関連する点では迷っていたこともあり,
準備は思うようには進まなかった。

 そもそも自著以降の展開と意気込んで報告希望を出したのに,自著の要約みたいになって気持ちが上手く乗らなかった。
 他方で,6月西南部会の報告に際し,恩師からは全国学会の前にある方の論文に目を通しておいた方が良い,とアドバイスを受けたものの,十分時間を割いて調べてられなかった。一読する限り,それほど関連がある,テーマとして噛み合うとは思えなかったからだ。

 そのため,関連する問題がいろいろあり,勉強すべきことはいくとも想定できるが,実際に勉強したのは自分の関心あるテーマ,論者ばかり,という悪弊がここでも顔を出したのだ。

 当日は早朝の新幹線で福島に着き,駅スタバで準備をしていたが,最終チェックした程度だった。

 それでも,無事報告を終えられたのは,コーティネーターで,報告のコメンテーターも勤めて下さったS先生のお陰だ。
 1週間以上前に論点別に整理されたコメント文書を送って下さったので,質問にどう答えるか,整理して臨むことができた。
 そのコメントの中には本質的な問題を含む問題もあり,今後も検討する必要はあるが,つつがなく学会報告を済ますことができた。S先生には感謝に堪えない。







2016年10月13日木曜日

この間

配偶者控除見直し問題については,
10月7日付け日本経済新聞に生活情報部次長による「『女性活躍』はウソですか 配偶者控除廃止見送り」という著名記事が出た。

10月15日16日,福島大学で開かれる経済理論学会第64回全国大会の報告については,
コメンテーターをお願いしていたS先生よりコメント票が事前に届いたので,
質問への回答を作成して返送した。
後期は担当授業が少ないとは言え,学期が始まってしまうと,その準備に追われるため,
8日土曜日からの3連休は専らリプライの作成で終わった。
例によって近所のドトールコーヒーに語前後,午後,夜と3往復し,合間にジムで汗を流す,の連続だった。

リプライを作成し終えると,今度は,報告自体の準備。
といっても報告本文と用紙は9月初めに提出しているので,作りかけの報告スライドの編集が主だ。

夏までは,報告の内容(本文)について,また報告内容(スライド)について,あれこれ勉強すべき点をリストアップしていたもの,実際には時間とCPUの制約により,戦線を縮小させていった。

しかし,丁寧に読んで頂いたコメンテーターの先生や,少数であろうが,分科会に来て下さる方のために,残された時間で報告内容を見直し,工夫を施す必要がある。
一番の問題は未だ詰め切れていない箇所の錬磨だが,これは時間との勝負だ。

2016年10月5日水曜日

再分配の壁

 10月5日の朝日新聞に「配偶者控除見直し,誤算 財務省案,与党から逆風 「壁」引き上げ模索へ」という記事が載っていた。

 財務省は2013年頃から配偶者控除の見直しにより「税負担の累進性を高めることで,低所得層の負担軽減を図る」(昨年11月の政府税調による論点整理)ことを検討してきた。

 「103万円の壁」といわれている配偶者控除を夫婦控除に代え,女性の就労を促す。
 「所得控除」である配偶者控除を「税額控除」に代え,所得再分配機能を高める。
 配偶者控除の夫婦控除への代替では税収を減らさないように控除対象者を絞る。

 しかし,高所得者を中心に負担増となることについて与党から反発の声が出た。
 来夏の都議選への懸もある。
 記事では,有力与党や官房長官の慎重姿勢に,「永田町では年明けの衆院解散・総選挙の見方まで出て,慎重論が広がる」という。

 そこで,政府は来年度税制改正では,基礎控除額を増やし壁を103万円から引き上げるなどして所得税の「壁」を103万円から引き上げる案を中心にする,その際,増税世帯への負担を増やしすぎないよう配慮する。(103万円とは,給与所得控除額,最低65万円と基礎控除38万円の合計なので,後者が引き上げられると壁も上にシフトする)
 
 記事は「その分,改革は小粒になる。..政府税調の委員の1人は『再分配を高める貴重なチャンスだった。働き方改革だけで進めてしまうと,議論が広がらない』と話す」と結んでいる。

 確かに保守党の中には,女性の社会進出に抵抗を抱く向きもある。
 しかし,報道の限りでは,与党・政府内の抵抗は働き方改革に対してではない。再分配を高めることに対してである。

 焦点をぼかすようでは小粒の解説であろう。

高校訪問



10月4日 仙台青陵中等教育学校と仙台二高を訪問し,進路志望状況等について聴き取り。

その内容は明かせないが,
市立中高一貫校と県随一の進学校としてそれぞれ特徴があり,参考になった。

2016年10月3日月曜日

複雑な気持ち

 10月2日 別に松坂登板の噂につられたわけではなく,ホーム最終戦とあって,およそ半月ぶり?に球場に駆けつけた。

試合は則本とバンデンハークの投手戦だったが,こちらとしては工夫のない,淡泊な攻めに見えた。

8回裏,噂通り登場したときは,ちょうど横の席と前の席にいたソフトバンクガールが黄色い声援。


元西武の同僚,松井稼頭央が3年目にバッターボックスに入ったときはこちらの方が感傷に浸った。

 しかし,初球,足下に四球でそれもすぐ覚めた。
記録によると,
四球,死球x2,四球,遊ゴロ,右安x2,中安,空三x2で5失点。

 イーグルスに戻ると,
 シーズン入場者数は過去最高となった。
 喜ばしい限りだが,終盤,9月の試合にはは機が感じられなかった。

 もとより毎試合勝てるわけではない。特に戦力が薄いチームは。
 その意味で,たとえ負けても楽しめる球場であって欲しいが,
 勝敗が絡む試合の内容に関係なくなればエキシビションになってしまう。

 試合内容で盛り上げてほしいものだ。

 かつての日本のエース松坂の投球内容と,観客数の過去最高記録更新には複雑な気持ちになった。