4月14日 今年度から東北学院大学で講義を担当することになった。
早めに登校して,事務的な諸手付きに講義資料の準備。
前任者から受講生が多いと聞いていたので大量印刷。
生協食堂での昼食を済ませ,時間割表やシラバスの閲覧。
初回はガイダンスとして,講義内容の紹介と評価の方法,基準の説明。
一通りさらっと説明して帰るつもりだったが,
内容の説明もトピックスを図表データを参照しながら「語った」ため時間を喰った。
さらに,今年度から導入されるオンライン授業支援システムの利用の説明では,学生も初年度とあって実感がわいていないようで,手間取った。
(後からわかったことは,学生が利用できるのは履修登録確定後とのこと)
結局,1時間以上しゃべったのではないか。
最後は,資料にノートPCを収納し,折りたたみ傘をポケットに差したデイバッグが教卓のガラス戸に当たって粉砕!
さんざんな再デビューとなった。
東北学院大学では,10年ちょっと前に,間を開けて2年プラス2年,計4年講義したことがある。
当時は夜間コースもあって,イラク派兵が噂された折,夜間コースの若い自衛官は,講義が終わった後,その話題に触れると,覚悟を漏らしていた。
今や上官に出世しているだろうが,海外へ再登場なきことを願う。
2016年4月10日日曜日
再認識したこと
この2週間,労働関係の論文を3編読んでいた。
1つは,何度も読み,ノートを取っていた研究者の論文。
書籍に収められたので読み返して観。
もう1つは,実証畑の研究者の論文。
さらに,校正用に読んだ自分の論文。
気付いたことは,始めて接した2番目の論文はともかく,
同じ論者の同じ論文であっても,初出時と再録時で,微妙にアプローチの仕方に違いがある,ということ。
同じテーマを繰り返し論じることで考えが深まる,ということもあるだろう。
しかし,全く逆に,アプローチが変わる,ぶれる,ということもある。
既発表論文をそのまま載せるというわけにはゆかないから,
自分の論文を改めて読み直し,
論点を明確にしたり,話の流れを整理することはあり得る。
しかし,ある論点が深まる一方で,当初の鋭い問題意識,ユニークな発想が影を潜めることもある。。
見覚えのある論文を読んでいて,初出時の,アプローチの鋭角さを保つのは難しい,と再認識した。
1つは,何度も読み,ノートを取っていた研究者の論文。
書籍に収められたので読み返して観。
もう1つは,実証畑の研究者の論文。
さらに,校正用に読んだ自分の論文。
気付いたことは,始めて接した2番目の論文はともかく,
同じ論者の同じ論文であっても,初出時と再録時で,微妙にアプローチの仕方に違いがある,ということ。
同じテーマを繰り返し論じることで考えが深まる,ということもあるだろう。
しかし,全く逆に,アプローチが変わる,ぶれる,ということもある。
既発表論文をそのまま載せるというわけにはゆかないから,
自分の論文を改めて読み直し,
論点を明確にしたり,話の流れを整理することはあり得る。
しかし,ある論点が深まる一方で,当初の鋭い問題意識,ユニークな発想が影を潜めることもある。。
見覚えのある論文を読んでいて,初出時の,アプローチの鋭角さを保つのは難しい,と再認識した。
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