2015年12月29日火曜日

年末の身震い

12月21-28日の週,特に平日は,動き出した組織改革関連で端役のこちらも忙しく振る舞った。
そこには種々理由があるが,内部事情なので割愛^^;。

問題は急な展開で,来月,大小四つの〆切が重なってしまった。
そのすべてが論文ではなく,論文,解説記事と,学内行政関係が半分ずつ。
まじめに考えると,年越しソバもお屠蘇も喉を通らなくなる。

そこで,目の前の仕事から,となるのが普通だが,
一本抜けているのか,一番先の来月末〆切の仕事から着手。
しかも,書き出す前の,黙考で一週間。

余裕を扱いているのか,嵐の前に身震いしているのか。
直に明らかになる。






2015年12月20日日曜日

別の懸念

12月20日(日) 翌日朝一で授業が入っているため日帰りで上京。

昼過ぎから始まった打合せは1時間と掛からなかったものの「夕食には早いので,駅前の居酒屋で一杯呑みましょう」。
こちらも,つまみに「山形産セリの天ぷら」。
ところが,話が弾み,打ち合わせの倍以上の時間を過ごしていると,
アルコールが弱いこちらも酔いが覚めて,中ジョッキお替わり。


昨晩,今朝上京後と,直前まで説明資料の準備に追われていた打ち合わせは案外すんなりと終わった。
仕事が進まないと,具体的課題が見えてこないということであろう。
したがって,懸念材料は仕事の約束が果たせるかということと,帰りの新幹線乗り過ごさないかということだけになった。

小雪が舞終わった後に

12月19日(土) 県から受託した「地域課題解決実践活動モデル事業」の一環として学生による山寺地区フィールドワークの3回目に帯同。
と言っても,自分は2度目だし,引率は人文地理専門の先生で,自分は文字通り帯同しているだけ。

昼頃,現地到着。最初は小雪が舞っていたが,すぐに止み晴れ上がった。
しかし,寒さは逆に増し,メモを取りシャッター押す指が凍えた。

チャーターしたバスで隣の面白山駅に向かうと,辺りは完全に冠雪。

水も漏らさぬ攻め

12月16日(水) 定例教授会後,学部忘年会。


余興のビンゴゲームでは,リーチ後も升がなかなか埋まらない。
四重のリーチで水も漏らさぬ攻め,のはずが待機10分。
五重目のリーチ後,ようやく最下位賞ワイン。
左、経済法の藤田稔先生、右、国際政治学の松本邦彦先生。

高位平準化

12月14日(月) 午後、山形県社会経済研究所にて年報報告会。


同僚の戸室先生が都道府県別の貧困率とその推移を調べた結果、「貧困率、ワーキングプア率、子どもの貧困率のいずれも関西以西と東北以北で恒常的に高い。重要なことは、それらの地域間格差が急速に高位平準化の方向で縮小している。つまり、もはや貧困は一部地域の問題ではなく、全国一般の問題」だと。

2015年12月7日月曜日

長い1日



 
12月6日(日) 仙台の地下鉄には平均すると年1回も乗っていないが,東西線開業が日曜日だったので1日乗車券を使って新しい出来た駅をいくつか回ってみた。しかし,降りたのが地味な問屋街やベッドタウンだったり,閑散とした日曜日のキャンパスだったりで長逗留できなかった。
仙台市も東西線開業に際してICカード型乗車券icscaを導入。開業記念icscaは1万枚発行され,当日も残部900部が売りに出された。行列の後ろについて90分。後100枚の辺りでゲット。
政宗公も行列に並んでいた。

説業記念1日カード。通常620円のところ500円で発売。但し,12/6,12,13のいずれか1日。結局,計6回乗車。

行き先表示は,漢字,ローマ字,中国語簡体字,ハングル文字の順に表示される。
荒井駅に出ると,和太鼓でお出迎え。
長い首を支える胴は短かった。


レッサーパンダ

象はどこでも人気
無料開放は八木山ベニーランドも。」

ベニーランドの入口で河北がキャンペーン。当日の同紙より「東西線開通」の文字を拾うことができれば,プレゼント進呈。河北のチョロQバスをゲット。

東北大学青葉山キャンパスは日曜日で閑散としていたが,空は青かった。

2015年12月4日金曜日

裁断師

12月1日火曜日,夕方より地理学研究室にて学生が2度にわたる山寺地区フィールドワークで撮った写真を白地図に貼っていった。

地域振興策を練るブレイン・ストームの前工程だ。

当方,フィールドワークには先月23日1回しか参加していないため,打ち出された写真の余白を裁断する作業に専念。

イーブンではない

11月28日土曜日,午後から東北学院大学土樋キャンパスにて三大学合同ゼミ

主催ゼミの学生よりテーマの候補が3つあると通知があった後、決定したという連絡がないと思ったら、「ゼミで3つのテーマをプレゼンしてみましたが、どれも優れていて絞り切れませんでした。そこで、テーマを選んでもらうのが今回のテーマです」。

3テーマのプレゼン毎に質疑,その後,各テーブルが1つ選ぶ。それを承けて主催ゼミがテーマ決定。

1つに絞れなかったというテーブルもあったが,主催ゼミも「やはり1つに絞れませんでした」。

その後,教師による講評。
1.テーマは決めるべき。
合同ゼミのテーマを決めるのは難しい。4つのゼミの専攻が異なるので、普段のゼミのテーマをそのまま持ち出せない。しかし、主催者側としては決めるべき。例えば、主催者以外も意見を持つが、意見ならは3つのテーマどれも不可があり得る。他方、プレゼンは主催ゼミと決まっている。プレゼンする側が責任を持つほかない。

2.「なぜ今なのか」分かりにくい。
例えば、「家族」=血のつながり&社会と密接な関係というとき、(夫婦だけの家庭もだが)同性婚やシェアハウスなど最近話題のグループがは排除。アベノミクスの「新しい三本の矢」でも三世代同居。「安保法制」では通ったけど見過ごせない点は何か、反対論蒸し返してるだけではみえない。賛成論反対論双方が見落とした点を示した方がよい。「同調圧力」は表現する側が現在痛切に感じていること。しかし,いじめ一般と置き換えてしまうと,なぜ今なのかわかりにくい。

3.上と裏表ですが、議論点3ラウンド設定が予め提示されていない
結局、合同ゼミ運営の難しさは、テーマ設定もそうですが、それ以上に、議論点の設定。そこが他人任せではまずい。

少し辛辣だったかも知れない。
実際,前回,7月に主催ゼミを勤めたときに論点設定が上手くいったとはいえないから「偉そうなこと」かも知れない。
また,主催者として他ゼミに聴衆=受動的態度に止まらないよう,インパクトを与えたい,という意図も分からなくもない。
実際,演劇やコンサートなど,聴衆の反応で化学反応が発生すると言うことはあり得る。
それでも,演者と聴衆はイーブンではない。

やはり主催側が「場を設定する」必要がある。

終了後,南町通りの居酒屋で懇親会。
さらに,教師のみの2次会では,当方ウーロン茶一杯だったが,楽しいひとときを過ごせた。