先週,自宅の洗濯機が動かなくなったので更新した。
動かなくなったのは脱水機能だけだが,洗濯を任せている母には手絞りはキツイし,何より年代物なので「お役目ご苦労様」という気分が先に来た。
販売店では数年以内の製品であれば,買い替え奨励金を出すとのことであったが,
数年どころか,10年は優に超していたので,リサイクル料を払って引き取って貰った。
引き取り前に型番等を控えていなかったので,いまさら調べようがないが,10数年,ひょっとすると20年超ものだ。
昔々,院生時代,「景気の周期性には,やはり機械の耐用年数が絡んでいるのではないか」という議論を聞いたことがあるが,
今のような節水等の機能や洗い方の工夫もない,単に洗濯から脱水までの全自動洗濯機でも20年近くも利用されると,景気の回復にも影響を与えるのかも知れない。
ところで,読売報道がフライングしたとも,官邸側のリークとも言われる解散風は,解散の代議がないと指摘されながらも,総理外遊中に止めようがなくなったが,内閣の耐用年数は2年なのか。
第1次安倍政権が参院選で負け,ネジレ国会が誕生して以降,
また民主党政権も誕生した翌年の参院選で負け,やはりネジレ国会が再現して以降,
予算以外の法案を賭すのに野党の協力が不可欠とあって,
首相の座のたらい回しが常態化していた。
第2次安倍内閣の場合には,2012年暮れの総選挙でも,翌年の参院選挙でも大勝しているので,政権たらい回しの必要はない。
しかし,新聞報道では,なまじ大勝したために,次の総選挙では議席を減らすのが確実であるため,官邸は減少分を最小化する時期を慎重に探ってきて,この時期を選んだのだとか。
消費税増税の先送りが焦点になるのか,
アベノミクスの総括になるのか,大義はみえなくても,風は止まりそうにない。
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