2021年5月26日水曜日

おきたい

  12月の論文構想に特に進展がないのは前稿の通りだ。
 そうやすやすと進展するものではない。
 言い換えると進展には時間が掛かる。

 そこで,時間の取れない平日に講義資料の作り貯めをしようとしている。
 通常,作り貯めと言っても1,2週間先までだ。
 それでも週いくつも科目を担当しているとシンドイ。

 しかし,6月半ばから9月初めまで忙しくなる。
 それが終わると12月中旬締切りの論文がある。
 その前に7月末から期末テストの採点,成績評価が数科目ある。

  そう考えると,今から先々の講義資料を作り貯めておきたい。
 できれば,前期中の講義資料を作っておきたい。
 講義資料だけ作っていても,授業毎に毎回の確認問題の採点や質問への回答作りなどがあるので,拘束が全くなくなるわけではないが,事前準備できる分はしておきたい。
 なかにはシラバスには記していても授業内容を詰めていない回,内容を変更したい回があるので,内容を詰めておきたい。

 しておきたいことだらけで作業が進まない。



 

 


 


特に進展なし

 先の更新から既に3週間。
 特に進展なし。

 今年のGWは,昨年に続き緊急事態宣言でステイホームとなったため,12月締めきりの論文について構想を練ることができたが,連休が明けると,平日は授業の準備,後処理に追われる始末だ。 粗い構想を埋めようといろいろ勉強してはみても直ぐには埋まらない。
 むしろ粗さが目立つ始末だ。

 5月22日,23日,Zoom開催の社会政策学会第142回大会に参加。
 いくつかの報告を拝聴。構想中の論文に直結するわけではないが,いろいろ勉強になったが,

2021年5月9日日曜日

テレワークのようなGW

  通常,GWは九州時代の知人と温泉旅行,その前後に球場で応援と決まっていたが,2年続けて中止。代わりにオンライン飲み会が開催されたくらいだ。

 その代わり何をしていたかと言えば,朝方は直前の講義の後処理(毎回の確認問題の採点)や講義資料の作りだめ,日中は論文構想,夕方からジム通い。

 直前に論文寄稿の誘いがあった。
 長く参加している研究会の代表が来春退職されるため,勤務校の紀要で退職記念号が編まれる。その記念号への寄稿へのお誘いがご本人から私に限らず,メーリングリストで研究会メンバー全員にあった。返答期限がGW明けとされていたので,GWの間,その構想を練っていたのだ。

 3月の研究会報告を準備する以前から共同体論やアソシエーション論に関心を寄せていた。
 ここでアソシエーション論というのはマルクスのアソシエーション論だ。
 今世紀に入ってからアソシエーション論が盛んになった。
 ベルリンの壁が崩壊し,社会主義諸国が総崩れした。
  社会主義は過去のものになったという風潮に対して,既存の,あるいは崩壊した社会主義諸国はマルクスの考えとは異なるという主張がなされるようになった。
 そのマルクスの考えをマルクスがは資本主義後の社会を語るとき,「アソシエーション」という用語を当てることが多かったのにちなんで,「アソシエーション」と呼んでいるのである。

 「アソシエーション」と言えば,一般には「アソシエート」,連結するを思い浮かべる。
 マルクスも協業や株式会社などについてそのように用いることもあるが,マルクスのアソシエーション論には一般的用例には止まらない固有の論理と課題をもっている。
 退職記念号への寄稿論文では,この点を明らかにしたいのである。

 ということで,GWは在宅勤務,テレワークのようになってしまった。
 コロナ禍の昨年GWも投稿論文への査読意見への対応に追われ,同じだった気がする。