8月3日のオープンキャンパス,あるいは5-7日の花笠まつり辺りから報告スライドの作成に取りかかった。
故馬渡尚憲先生が主催されていた仙台経済学研究会が今も続いている。
2日開催が1日開催に代わったものの,ご遺族の意思もあり,お弟子さんたちが引き続き参加,報告している。
先生ご存命中から報告は経済学史中心になったため,当方は傍聴参加だったり,懇親会のみ参加になっていたが,今回久々に経済原論のテーマで報告することにした。
春合宿の報告「熟練養成と賃金制度」で十分説明できなかった点を補うつもりで,7月中辺りまでは価値非形成労働ないし複雑労働の理論的位置付けをさらに詰め,明確にすることを念頭に置いていたが,そのうちそれ以前の,価値形成労働の導出に焦点が移った。
最近の,商品論以前(序論ベース)での,あるいは生産過程を省いて行なわれる「労働の同質性」の抽出について検討することにした。
新構想を報告スライドの形で表わし始めたのが8月初めで,お盆休みを潰してほぼ完成させた。その後も,その先,報告では触れられなかったこと,抽象的人間労働概念の多層性に焦点を当て考察を続けた。今週末にその報告,日曜日に東京で研究会,翌日から八王子で研究合宿と続く。
お盆休み全く休まなかったわけではない。
14日は外出したし,15日は野球観戦に出掛けた。
しかし,丸一日の休みを設けていなかったせいか,切実に思う。
中高の生徒じゃないが「保健室が必要」。
蝉の鳴き声ばかりが響く夏の終わりになって夏バテを実感した。
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