10月4日(金) ホテルJALシティ仙台で開かれた「大内秀明さんを偲ぶ会」に参加。
大内秀明さんとは1月に亡くなられた大内秀明東北大名誉教授のこと。
13時開始だったが,昼前のコマで担当する経済原論2が初回ガイダンスのため早めに終わり,駆けつけることが出来た。
大内先生は教養部に属されていたが,大学院でも指導されていたため,6,70年第,あるいは80年代「政治の季節」に東北大学の教養部や大学院で学んだ当時の学生,あるいは市民運動の中で大内先生と係わった方計60数名が参加していた。
当方は東北大学で学んだわけではないし,面識を得たのは先生の最晩年だったので,参加していた研究仲間に当時の先生の様子を尋ねて廻った。先生の社会運動との係わり,東北大学時代の研究関心,当初から共同体(社会主義)への関心はあったのか等々。
さまざまな方とおしゃべりの中でのことなので回答を一々挙げないが,東北大学時代は当時の社会問題,社会関心に基づいて研究テーマを設定されていたような印象を受けた。
同じく社会問題に発言されていても,一貫して「市場と共同体」という関心で研究に臨まれていた故降旗節雄先生(北大,筑波大,帝京大)とはまた別のスタンをお持ちであるように思えた。
改めてご冥福をお祈りしたい。
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