2010年6月4日金曜日

言うは易し

公約ばかりか,工程表付きのマニフェストも「破るもの」というのが相場
というか,有権者が諦め,受容しているものかと思っていたら
鳩山首相が政治的責任を取って辞任した。
「公約」というと軽いが,「食言」といわれては堪えるらしい。

と他人事のように思っていたら,
3月中に論文を仕上げると,前の論文の抜刷を送付する際に宣言したものの,
3月は去り,4月は学会当初の喧噪に紛れ,5月はGW旅行でリラックスしすぎて,
ぐるぐる論点の周辺を徘徊している内に6月になってしまった。

政治家の食言は辞任によって贖えることができるだろうが,
研究者の食言は,端から真に受けられていないせいか,そのまま有耶無耶になっている。
しかし,ケジメがつかないと,何時までも問題を抱えたまま,ということになる。

リスケジュールして続けるしかない,ということか。

 6月2日 「市場と組織」は小池和男『仕事の経済学』第1章「知的熟練」の読み取り。昼休み,旧経済情報系講座会議。定例学科会議。合間に「地域社会論」に顔を出して外部講師の紹介。終了15分前に学科会議を抜け出して講師を労おうと再び教室に戻ったところ既に授業は終わって講師も帰られていた。交流戦,東北楽天イーグルス3x7阪神タイガース戦を観戦したい気持ちを抑えてジム経由でファミレス残業。
 6月3日 近くの皮膚科医院に。開院30分前に駆けつけ,5番目をゲットしたが,結局50分待ち。自宅で「地域社会論」や教養セミナー「格差を考える」の学生コメントをBlackboardからダウンロード。点数をアップロード。昼食を兼ねファミレスで原稿。一端自宅に戻って,夜再びファミレス。

2010年6月1日火曜日

講義と教材

「経済原論」では1篇を終わることに関連する記事を読み,設問に対して答えて貰う,という読み取りをしている。

原論は抽象的な話なので,現実に起きていることとの関連を示したい,講義は聴きっぱなしなので読み,まとめ,書くという積極的作業をして貰いたい,長い文章を読んでもらいたい等の意図からである。
Blackboardを利用しているのは回答を一覧表で打ち出せるので,1名1枚の紙に書き出す方法より取り扱いが簡単という理由からだ。

今日,6月1日はテキストの第3篇,資本主義の生産(剰余価値の形成)が終わったところなので,田中洋子さん(筑波大)の「新しい雇用・労働システムを求めて」(『生活経済政策』No.148,’09.5)を教室で読み合わせてみた。すると,授業終了後,ある学生から「ただ読むばかりじゃなく,要点を示してから,読む方法はどうでしょうか。論文を読むだけでは退屈なので」という感想が寄せられた。

しかし,文章を読んで要点を読み取ってもらうことこそこの読み取り形式で学生に期待していることなのだ。
また要点を示すことは実は通常の講義で行なっている。テキストの要点をパワーポイントに示して解説しているのだから。そのため「テキストは買わなくても良い」と考える学生も出てきていることは痛し痒しだ。通常の講義がそうであるからこそ,たまには学生に主体的な作業をしてもらうことにしているのだ。さらに,大学生の新聞講(購)読率が落ちているといわれる状況なので,長い文章を読んでもらいたいという意図を込めているのは上に述べた通りだ。
したがって,先の要望は読み取りの意図を理解しないものといって良い。

他方,「退屈」という訴えは無碍には否定できない。
実際,何カ所かに区切って輪読していたうち,学生が質問してきたのは最初のパートだけで,それ以降は質問も出ないため,こちらが気付いたことを解説していた。
学生が退屈に感じていたのは間違いないだろう。

「授業は遊びではない。面白可笑しいことが聞きたかったら,教室の外に出ろ」と言下に却下すべきご時世ではない。
「豊かな社会」では実利に訴えるか関心に訴えない限り,積極的に勉強することを期待するのは難しいからだ。
長々読んだ後に最後に設問に答えて貰うのではなく,パート毎に設問への回答を書き出す,記事だけでなく,参考となる資料,グラフや映像を示す,などの工夫が求められているのであろう。

2010年5月30日日曜日

計画的生活

日曜日と言ってもうかうかしておれない。
尻に火が着いたこともあるが,5月30日は14時からプロ野球交流戦広島戦がある。また夜9時からはサッカー日本代表のイングランド代表との親善試合がある。

仕事が捗っていないのなら,スポーツ観戦に勤しむ場合ではない。
しかし,昨年,広島戦ではご当地企業から「おたふくお好みソース」を頂いたという恩義がある。増して当日は11時から永井投手フィギュアの7000体無料配布が予定されている。
またサッカーワールドカップ南アフリカ大会で日本代表は3戦全敗するものと覚悟を決めているとはいえ,やはり強豪との試合は録画でなく,生でTV観戦したい。

そこで,駅スタバで10時50分まで原稿。myイーグルス2号で球場に駆けつけフィギュアをゲット。試合開始まで近所のファミレスで原稿。試合観戦は3時間半を限度とし,ジムもストレッチ教室だけにして21時までファミレスへ。

しかし,計画を立てるのは簡単だが,実行するのはもっと大変だ。

・先ず寝坊したため,駅スタバでは原稿を読み返して朱を入れているだけで時間オーバー。
・フィギュアゲットするまでの行列の時間を忘れていた^/^。
 11時ちょっと過ぎには1列5名,数十mの行列が1往復半。日曜日だし,永井怜選手は岩隈,田中両エースに次ぐ先発3番手だもの。入団以来故障もなく3年間先発ローテを守り続け,昨シーズンは16勝7敗と大きく開花したのも人気の秘密だろう。7千体用意されていたので,ゲット出来ていたが20余分並んだ。しかもスタンドには入れるのは12時からなので30分も手持ち無沙汰を味わった。仕方なくオールスターファン投票用紙にマーク。
・ファミレスに行く時間を節約してラウンジ「イーグルスネスト」に直行したもの,席は埋まっていた。
 結局,窓際カウンターにスペースを見つけて立ったまま入力。端から見れば「変なおっちゃん」としか映らなかっただろうが,外見を気にする余裕もなかった。
・今年も「おたふくソース」はもらえたのは嬉しい誤算^^;。
・田中将大投手が不調でほぼ毎回のようにランナーを出していたことは大誤算。
 それでも2失点完投は凄い。
・2死から二度得点は嬉しい誤算(東北楽天イーグルス4x2広島東洋カープ)

(写真は4回2死から四球で出塁した1塁走者宮出が草野の2塁打で本塁生還したところ)
・ジム後立ち寄ったスタバ当日2杯目100円は知ってたので誤算ではないが,助かる。
・サッカーワールドカップ南ア大会で優勝候補の一角に数えられているイングランド代表と善戦,しかも先取点を取ったのも嬉しい誤算。
・後半選手を入れ替えた相手のプレッシャーでラインがずるずる下がっていたので,敗北自体は誤算ではないが,2失点いずれもオウンゴールは大誤算(日本代表1x2イングランド代表)。

 でも最大の誤算は遊び疲れたことかな^^;。

 5月31日 向こう半月の講義資料作りで終わる。

2010年5月29日土曜日

言語感覚と構想力

構想を原稿にしてみると,言葉が出て来なくて困ることがある。
適切な言葉が見つからない,単純に語彙の問題もたまにはある。
しかし,大抵は,構想レベルでは明確でなかった論点の明証性が問われているのである。
箇条書きレベルでは繋がっていたいくつかの論点を結んでいるものは何か。改めて考え直してみると,まだまだ明確でなかったことが明らかになる。
だからこそ文章にすることそれ自体が意味を持つ。

 5月29日 ドトール・コーヒー,自宅,ファミレスと場所を変えながら書いては打ち出し,また書き直す。牛歩の如し。

2010年5月28日金曜日

誤算

人生も世の中も誤算だらけ。
誤算を憂えているのは自分や首相だけではないと思うが,
大きな話をすると気分は高揚しても周囲の賛同は得がたい。
身の上話ではもとより何も伝わらない。

仕事に限っても,2月論文の抜刷を送った再「春休み中に仕上げる」と宣言した次の,「消費における労働」に関する論文が,構想の見直しとともに先送りされ,
空回りしたまま4月が過ぎ,5月ももう終わろうとしている。

何が原因かと探っていけば,構想の貧弱さ・非現実性,勉強不足,本人の怠慢....。
いろいろ挙げられるが,やはり構想の詰めの甘さか。

しかし,この2ヶ月,構想の練り直しに専念したが,各パーツの連携がしっくり来ない。
ここは現在は粗原稿だけでも仕上げ,連携の穴をハッキリさせよることにした。
良く言えば,構想と原稿の往復運動だが,
悪く言えば,「場当たり的」。新たな誤算を産みそうだ^^;。

 3月26日 「市場と組織」は勤続昇給の,1つの説明原理としての人的資本理論の紹介。
 3月27日 自宅に籠もって原稿書き繋ぐも続かず^/^
 3月28日 「経済原論」は剰余価値生産の2つの方法と機械制大工業。学科運営会議。教養セミナー「格差を考える」は第2章第3節。ここ2,3回,こちらが指示しないのに司会者が勝手にディベート形式やワークショップ形式を進めてくれるので助かる^^;。「経済原論演習」は周さんが奥村第5章後半を報告。佐藤君が卒論構想の発表。「初回なのであまり内容はないです。笑って聞き流して下さい」。^/^。第18回三大学合同ゼミについて。ヨソのゼミ生も加わってその後は四方山話。「僕も大学で筋テレしています。自分でプランを立てたんです」と写真付のメニューを取り出した。君ぃ,卒論構想より用意周到で明快じゃないか^^;。
 

2010年5月26日水曜日

伝えることとその中味,その2

もう先々週のことになるが,坂本冬美の「また君に恋してる」にはまった。
肝心の構想が全く進まないのに比例して関係のないことに関心が削がれることは良くあることで,それがたたたま同曲で,遂にアルバム『Love Songs』をTUTAYAで借りてしまった。

2007年ある酒造メーカーのCM曲としてビリーバンバンによって歌われた同曲は
サビの部分は,特別何ともないが(失礼!),
間のフレーズ
「いつか風が 散らした花も 季節巡り 色をつけるよ」
「いつか雨に 失くした空も 涙ふけば 虹も架かるよ」
が耳に残って仕方なかった。

松井五郎によるその歌詞は
韻文的というか,絵画的で,意味を追っていただけでは展開が予想できない。

ところが,その他の部分はサビも含めて散文的というか,紋切り型というか陳腐(失礼!)。残念だ。

もっと残念なのはアルバムに収められた他の曲で
恋しくて,あの日にかえりたい,会いたい,言葉にできない,恋,

夏をあきらめて,シルエット・ロマンス,片想い,

なごり雪,時の過ぎゆくままに,大阪で生まれた女

いずれも情緒的で
展開が予想できるベタな表現が続く。
「ニューミュージック」「Jポップ」がこんなに演歌的なのか!,と改めて考えさせら
れた。

ベタな表現,直截な表現では伝わらない思いがあるから,
思いを深堀してより普遍的な姿にしようとするのではないか。

 5月25日 「経済原論」はテキストより踏み込んで,マルクスと宇野弘蔵の価値論の違いを解説。ちょっと難しかったかな。日中は講義準備。ジムにてマシーン・トレーニングの後いつものようにサウナに入ったいたら,疲労困憊して気分転換にはならず,そのまま休養。

2010年5月25日火曜日

混沌

キリンチャレンジカップ日本0x2韓国戦後半をビデオで観た。

相手ボール奪取に人出を掛け,そこからパスを繋ぐ戦法なので,ディフェンスラインから前線まで間が開き,ゴールが遠いのは相変わらず。
かといって,守備が脆い,寄せが甘い,スピード負けするのも相変わらず。

かてて加えて,リードされているのに中村俊輔,本田圭佑,遠藤保仁を下げたのは理解に苦しむ。本田の代わりの中村憲剛,遠藤の代わりの駒野祐一はより後ろ目の選手だからだ。
中村俊輔,遠藤保仁は本調子ではない,疲れているように見えたが,両名を中核に置いているのが岡田ジャパン。90分内で疲労というなら彼らを核にしたことが間違いということになる。
本田が仕事できなかったのは韓国選手に数名で囲われたからであり,味方のサポートが薄かったから。

守備も攻撃も機能しないなら一から立て直す必要が出るが,監督の進退伺いと協会会長による不受理も「いまさら」「出来レースみえみえ」の印象で改善の余地がない。

孤軍奮闘した大久保嘉人の「中盤で、もっとダイレクトでつながないとダメ。2タッチしているとDFが戻ってしまう」という声,本田の「早く(攻めに)行きたい人と、行きたくない人で分かれている。もう少し統一する必要がある」という訴えに耳を貸すべきであろう。

 5月23日 早朝UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦を観た後,ぶらっと外出。原稿の第1節,問題の所在を示す件を読み返すと,問題構制の見通しの悪差が目立った。再検討必要。
 5月24日 三大学合同ゼミの日程確定。7月17日(土)午後。講義の準備で一日終わる。