2010年2月28日日曜日

お節介


行動を改めるのは難しい。
理屈から言えば,このような変えるべきだと思っていてもなかなか改まるものではない。
結局,問題はあっても現状に止まるという慣性の法則も作用しているだろうし,変わることへの恐怖心があるのではないか,と思う。

自分の問題だってそうなのだから,他人の行動を変えることはもっと難しいだろう。
第一,他人のことなどよく知らないのだから,立ち入ったことをいうのは憚られる。
親しい人といっても知っていることはごく一部にすぎない。
相手の勘定も思い図って、やんわりとそれとなく諭しても伝わらない。
踏み込めば踏み込んだで,感情のもつれが生じる。
そして,結果を見れば,変わるってことは滅多にないので,「お節介だったなぁ」と徒労感が募る。

結末は見えているのだが,助言すべきか悩むところが関係性なのだろう。

 2月26日 一日中机に付いていたが,ほとんど進展せず。というか,特定の論点で佇んでいるみたいなものだ。午後,昨日に続いて本部で小会議。
 2月27日 二度寝して昼前起床。ドトール・コーヒー,ファミレス,ジム,ファミレス。「古伊万里の取り皿」届く。従姉妹から出産祝いのお返しに貰ったギフトカタログから選んだものだ。熱心な伊万里焼ファンであった主任教員の逢坂充先生から就職祝いに頂いた壺を除けば,自分にとっては「初めての伊万里」だ。
 2月28日 2日続けて長時間睡眠。しかし寝足りずにファミレスで微睡む。ジムにてストレッチ教室。ファミレス。

2010年2月25日木曜日

逸機

 準備不足でチャンス(機会)を逸するほど惨めなものはない。
 自宅のデスクトップPCをパーツ一式,PCケース以外は入れ替え,OSもXPからWindows7 64bitに切り替えたところ,無線LANルーターのアダプタが対応していなかった。
 昨秋のWidows7発売は,不況に挙げ喘ぐ電機業界にあって唯一と言って良いくらいの商機であろう。
 そしてWin7からは32bit版と64bit版が一緒に梱包されているという(自分のは部品に付随して販売される廉価版で32bit版か64bit版のどちらか一方のみ)。しかも,メモリが安くなっており,ユーザーは3GBしかメモリを認識しない32bit版よりも64bit版を選択する可能性が高い。
 とすれば,OS一新とともに周辺機器が売れるこの時期こそ,自社が開発販売している周辺機器を64bi版に対応させるべくドライバを開発しておくことは当然であろう。

 OS刷新に合わせて周辺機器も買い替えようと思っているエンド・ユーザーが64bitOSに対応していない周辺機器など見向きもしないのは必定である。64bit版ドライバを開発していなかた メーカーはOSの普及・更新に何を期待していたのであろうか。

 2月25日 前期日程入試。大学としては無事に終わりますように。受験してくれた学生が逸機に終わらないように。夕方本部で会議。

2010年2月24日水曜日

早春賦

 前にも述べたかもしれないが,東北に来て「春を待ちわびる」気持ちを覚えた。
 西にいる時は春は順番に訪れる四季の一つであり,2月は「逃げる」,3月は「去る」といわれているように冬はあっという間に過ぎ去り,3月には桜も咲いていた。待つ暇もなく飛び込んでくるのであった。
 しかし,山形市のように雪が深くなくとも,道路が雪で覆われ,ノロノロ運転が続いたり,夜近くに出るにも一々外套を羽織ボタン・チャックをしっかり閉めなければならない状態では,一旦帰宅すると外出するのも憚られる。事情により仙台に引っ越してからも,ノロノロ運転こそ年数日くらいに収まったものの,夜外出するのが億劫になっているのは同じだ。ゴールデンウィークGW前にようやく開花するくらいである。
 当時は私生活上の問題もあって「早く春が来ないかなぁ」という切実な思いがした。

 しかし,ここで言う「春を待ちわびる」気持ちはそれとは別だ。
 単純に春休みが来ないかな,ということである。
 法人化前後から長期休暇中もさまざまな仕事が割り振られ,春休みは3月後半ないし下旬から4月新学期が始まるまでの僅かに期間になっているように思う。
 24日も論作文講座を済ませ,教養教育FD合宿の記録を校正しただけで一日が終わった。
 ジム帰りのファミレスでようやく自分の時間を確保している有様だ。
 このようなことは別に「白河以北」に限られないであろうが,春を待ちわびる気持ち頻りである。

 2月24日 夜遅く帰宅した後,自作PCにアプリケーションソフトをインストールしたため,スッカリ寝坊。バスを乗り継いでいたら3,4校時に予定されている公務員対策講座に間に合うか不安だったため久しぶりに車で登校。国道286号線(川崎宮城からは高速銅)はスッカリ雪が溶け乾燥していた。さてその公務員対策講座。今日は,先週提出して貰った課題論文の内2つを取り上げ,参加学生に「設問に答えているか」の理解力,「外院院,対策が整合しているか」「主張に一貫性があるか」の展開力,「読みやすいか」「分量,段落バランス適切か」文章力の3点に亘って採点を書き出して貰った後,合評,最後に講師講評という手順で進めた。しかし,講評の時間が短くなり,充分ポイントを伝えられたか。上の3点が大事だということ,また3点からみた各党案へのコメントもプリントにして渡しているが,取り上げた2つの作文以外の全てではないにしても,いくつかについては具体的にアドバイスした方が良かったかなぁ。結局,いつもの早口コメントになってしまった。予めシナリオを作成し,シナリオ通りに喋った方が良かったかも。夕方,ゼミ生来訪。進路について。特秘?

2010年2月22日月曜日

蘇る杵柄

 人間の対応力はすばらしい。
 どんな困難にも,また異なった環境にも直にそれなりの対応をしていく。また初めは要領を得なくても直に習熟していく。
 さらに一度覚えた要領はしばらく用いないまま時間を措いても錆びることはなく維持されるようである。

 現在自宅で用いているデスクトップPCこそショップブランドの出来合製品だが,それ以前の2,3台はほとんど自作したのでマザーボード,CPU,メモリ,ハードディスク,そしてOS,Windows7だけ取り寄せ,PCケース,DVD-ROMはそのまま用いることにした。「居抜きPC」だ。
 「自作」というとマニアックに見えるが,IBM互換機の世界は完全に規格化されているので,信頼できるパーツであれば,後は料金ないし性能を睨みながら部品を組み合わせた上で組み立てるだけである。
 しかも「自作」によってほぼ1ヶ月前更新した研究室の生協ブランドモデルに比べ,能力が少し増しているにもかかわらず,費用はほぼ3分の1以下で事足りる。性能をすこし落としてよければ,半額以下で済ますことも困難ではない。
 もちろん,自作は久しぶりとあって,規格の変更には疎かった。
 例えば,シリアルATA規格のHDDについては不案内であったため,電源コネクタや接続ケーブルの端子がHDDについてこないことさえ知らなかった。そのため,無理矢理押し込んでコネクタの一部を破損させたり,部品を追加購入したもののの,後で追加した電源に附属していて余らせたりした。
 しかし,それらも小さなことにすぎない。加齢によってジャンパスイッチの差し込みなどは苦労するようになったが,要はコネクタの形状,組立の順序等を間違いない限り,組立にはさほど時間を要しない。むしろオフィスやユーティリティソフトなどアプリケーションソフトをインストールする方がよほど手間がかかる。

 こうして組み立てたPCに電源をつなげ,ディスプレイなどをつなげると,BIOSが起動しないし,起動音が鳴らない。深夜1時間少々で組立を済ませた後に,もう一度パーツを外し,1点ずつつけてチェックする,を延々繰り返す。結局,マザーボードだけにしてもBIOSが鳴らなかった。1,2時間かけてようやくマザーボード自体が問題らしいということがわかった。
 そこで翌朝D社のネット通販で購入したパーツ一式を同社店舗に持ち込んだ。
 店員がいろいろチェックしていたところ,突如マザーボードが起動し,BIOS画面登場。
 結局,マザーボードとメモリとの相性とのこと。メモリを何回か抜き差しする内に相性も合ってきた。「差し戻しといいます」

 2日を亘る自作の末に
 「パーツには相性がある」ことこそPC自作の基本の基本「杵柄」であることが記憶に蘇った。

2月22日 教養科目「市場経済」に対する授業評価へのコメント作成。先週金曜日〆切の人文学部学生用図書のリスト作成。
 2月23日 大幅に寝坊し急遽自宅研修。昼,ネットで購入した部品をD社に持ち込む。また現行機のPCケースの電源280Wでは現在の高出力CPUやグラフィックボードには「力不足」とのこtとで,電源を追加購入。ジム帰りに翌日の公務員対策講座向けに学生の提出した小論文を読み返し,講評を完成。

忙中閑あり

 2月20日 4分の3オフ。自宅の消火器点検に付き合った後,デイパックを担いで外出。篠田節子『天窓のある家』(新潮文庫)より「世紀頭の病」。アイデア先走り?帰りにドトール・コーヒー。構想の転換中,歩みは蝸牛の如し。

 2月21日 久しぶりに長時間睡眠。近くのドトール・コーヒー。D社のネットショップで購入したパソコンのパーツ届く。現行PCはD社のショップブランドだが,2世代ぶりに自作してみたくなり,マザーボード,メモリ,ハードディスク(現在利用しているのは起動用としては容量が小さいので),OS(Windows7 64bit)を購入。その他DVD-ROM,CPUファン,ケース+電源は現行PCのものを流用する「居抜き」自作だ。箱を空けた途端,ケーブル類が少ない,別途購入しなければならないように思ったが,「後ろ髪を引かれる」ような思いでファミレスへ。自作魂が疼いていたのか,単に頭が寝坊気味なのかほとんど進まず。帰宅後,自作に取りかかるもシリアルATA電源ケーブルがマザーボードに附属していなかったため2,30分で頓挫。

2010年2月18日木曜日

下策

 筆を執って5日。ようやくスライドに記した構想を文章にすることができた。
 しかし,読み返してみると「構えが小さい」。
 持論を抽き出すのに,ある論者の労働規定を検討しているが,後者が長すぎて,個別論説の検討という形になっている。
 論説批判になることは初めから承知していたが,もっと普遍的な問題構制に移す方が良いように思う。

 論作文講座などでは書きながら構成を考えるのは下策と指導している。
 実際,本日,旧稿と同時に発送した解説記事などは準備期間を別にすれば,10日前後で書き上げるので,事前に頭の中で組み立てられていた構成をほぼ踏襲する。一般人向けの解説なのでなるべく簡潔に述べることには意を配るが,そんなに時間を割いてはいられない。構成に凝って見通しが悪くなったり,難解との印象を与えては元も子もない。

 しかし,論文はこれまでの見方を覆すことが求められる。これまでの見方には自分のそれも含まれる。これまでの経験でも,問題構制を大胆に組み換えられるほど,出来映えがよい。但し,それには相当の時間が求められる。効率志向の昨今の風潮とは全く相容れないから根気も必要だ。
 少なくとも構成の見直しと同時に,3月完成も早々放棄することになりそうである。

 2月18日 連合山形のK氏来訪。『春闘パンフレット』に載せた「経済指標の解説」の原稿料とパンフレット本体受け取る。紀要原稿「労働の同質性と種差性」の抜刷発送。今書いている論文構成の変更を決断する前にテーマについて高らかに宣言していた^^;。春闘パンフ,山形県経済社会研究所年報に載せたコミュニティ・ビジネス調査記事も同時に発送。学科教育委員のミーティング(秘^^;)。ジム帰りにドトール・コーヒー。

代わりに水を汲むこと

人を説得することは難しい。

よく言われるように,「馬を水辺まで連れて行くことはできるが,無理矢理水を飲ませることはできない」(You can lead a horse to water, but you cannot make him drink.)
本人がその気にならなければ何事もなしえないということでもあるが,本人がそのことの必要性を確と認識しているか否かが先決だ。

馬鹿でない限り,あることが自分にとって得か損かの計算はできる,否,常にしている。
しかし,現状を改める,別の行動を取るとになると,合理的計算とは別に逡巡が生じる。
誰でもそうであろう。自分も思い当たることが多々ある。
そこには単純な収支とは別に価値観も存在するからである。

そこで,他人は給水の重要性を語ったり,水を汲んだりする。
しかし,本人に成り代わって水を汲むことまでしていると,本人にとって必要性の認識がかえって虞もある。
ここが一番難しいところである。

2月17日 臨時学科会議,専攻会,研究科運営委員会,定例教授会,研究科委員会その他,私費留学生入試,大学院入試の合否判定手続が必要だったため一日中会議の連続だった。